『少女剣士は、魔物に孕まされても旅を続ける』宣伝です 7月18日

ノクターンノベルズにて投稿中の拙作、
『少女剣士は、魔物に孕まされても旅を続ける』の宣伝です。

銀髪の少女剣士・ルシアが異種姦されて孕まされても、
魔物にさらわれた妹を救うために旅を続ける、というお話です。

他の小説の執筆が重なってしまい、
こちらの更新は当分、金曜日のみにします。
この機会に、以前のお話も読んでいただければ嬉しいです!

もしよろしければご覧になってください!

迷いの森へ 最奥(4) 少女剣士の選択

「はぁッ! はぁッ! はぁッ!」
 陵辱の現場に少女剣士が現れる。
 ルシアは素っ裸だった。少女はほっそりした身体を惜しげもなく、青天に晒す。
 剣士としては心配になるほど、その肉付きは細い。
 発育途上のスレンダーさだが、一部だけが不自然に膨らんでいた。

「うッ……!」
 前方へ張りだし、ヘソが変形した腹。それは紛れもなく、魔物に孕まされたことを意味する。
 その額には脂汗がたっぷりと浮いている。顔色は青白く、血が滲むほど唇を噛みしめていた。

「ルシアさん……っ」
「待ってて、モニカさん……今!」
 ルシアは歯を食いしばる。そしてトドメの一刀を放とうとした。しかし。

「モニカはあたしたちを捕まえたいらしいわよ」
「えっ!?」
 思わぬ言葉を聞き、魔剣を握る手が止まる。
 粘魔に囚われたモニカの顔を見る。硬い視線と、引きむすばれた唇。表情から、シズクの言葉は正しいとわかった。

「まぁ、ここから逃げられるとは思うけど。でも、あたしたちはお尋ね者になっちゃうわ。旅を続けるのはと~っても難しくなるわね」
「…………」
 ルシアは旅を続けなければならない。魔物にさらわれた妹はきっと今も、助けを待っているのだから。
 モニカを助けたら、この歩みを止められる。ならば。
 少女剣士の答えは決まっていた。

続きは投稿サイトにてご覧いただければ幸いです!


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